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約2ヶ月の旅行を終えてNYに戻ってまいりました。
経由地ロンドンからNYに戻ってくるフライトは最後1時間大揺れ、そしてもともと遅かった到着時間から1時間遅れ、入国審査も時間がかかり、到着ロビーに出てこれたときには既に夜中1時半近かった・・・。この日はお友達の家に泊めてもらうことにしていたので、一刻も早く着きたいと思って、まずはブルックリンまで行くシャトルを探す。 「ブルックリン行きは今ないんだよねえ。あ、アンタこの子連れて行く?」 シャトルのおっちゃんは私を、どっかのドライバーに引き渡す。タクか、しょーがないな、時間も時間だし、と思ったら、タクというよりはカーサービスだった。乗務員なぜか2名。ぼられちゃたまらん、と思い、乗る前に 「いくら?」と聞くと、「今調べるから。まあ乗って乗って。どこまでだって?」 「ブルックリンのXXアベニューの何番地。XX駅のすぐ近く」というと、 「XX駅ね。ああ、わかったわかった。うーんと、そこまでだったら69ドル」 ・・・たけえ。深夜料金+カーサービスなのはわかってるけど、私にはたけえ。 「うーん、高い。他探す」と降りようとすると、 「高い?いくらだったら払えるの?」 「うーん、最初はシャトルって思ってたから・・・。$30くらい?」 「アホゆーな、$50以下で連れて行ってくれるヤツなんていないよ。じゃーしかたないな、$50でどう?」 「高い。$40までなら出す」 「・・・うー、仕方ないな、じゃあ$40でいいよ」 すげ。相場からするとけっこうたたいたのに、OKがでた。ラッキー! と思っていると、また住所をきかれた。 「だーかーらー、ブルックリンのXXアベニューの・・・」 「ブルックリン?クイーンズのXXストリートじゃないの?」 「違うよ、最初からブルックリンっつてるやんか!」 「そこまでだったら$40なんてとんでもない。すごく遠いとこじゃないか(そうでもねーぞ)。$80くらいはかかるよ」 「$80??じょーだんじゃないよ。最初からブルックリンっつってるやないの!」 「そんなとこまで$40でなんかいけない。$80払えないなら今から空港に引き返しておろす」 この時点でプチっときますよね。 そしてヤツはさらにこう続けた。 「あんたのせいで時間をムダにした。どれだけ遠くまできたかわかるでしょ?$50くらいは払ってもらわないと」 ・・・ぁんだあ? ふざけんなよ、おっさん!!! 個人的にわたくしを知っている方にはわかっていただけると思うのですが(ね?)、 わたくし日頃は非常に温厚で、めったにキレません。 キレたとしても、声を荒げて怒鳴るなんて、まずありません。 でも、お友達の家に行くのにどんどん時間は遅くなるし、さすがにイスタンブールからのフライトで、少々お疲れ気味でもあったし、 ぺちんだちゃんぶっつりキレました。 「だから最初からブルックリンっだっつってるじゃねーかよ!! 時間ムダにしちまったのはこっちだよ!ざけんなよてめー! 誰がてめーになんかビタ一文払うかよ!!」 叫ばせていただきました。 「そんなこといったって・・・」 「うるせー!払わねえっつったら払わねえ! さっさと空港に戻れボケ!」 いきなりわめきちらすわたくしに、おっさんたち苦笑。 「あんたどっから来たの?コリア?」 「うんにゃ」 「チャイナ?」 「うんにゃ」 「どこ?」 「じゃぱん」 「じゃぱん・リッチ・ピーポー」 おっさんふたりうなずきあう。 「あのね、日本人みんなカネ持ちなわけじゃないの。カネあるんだったら最初から払うってゆーさ。私はお金持ちじゃないの」 「日本人はみんな丁寧なのにな。日本人にこんなに怒鳴られたのは初めてだ」 「あんたたちがわけわかんないことゆーからいけないんでしょーが!」 「わかたわかった。悪いのは私たち。あなたは悪くない、それでいい?」 「そのとーり」 「あなたは悪くない。だから空港までただで戻る。それでいい?」 「他にどーしよーもねーだろっつーの」 あーあ、これでタクに乗りなおしかよ、どんどん遅くなる・・・と思っていたら、一向に空港につかない。 「ちょっと、どこに向かってんのよ」 「今からもうオフィスに戻るから、その前にあんたの友達のとこで降ろしてあげるよ。あんたはナイス・レディだから」 「・・・」 どーゆーわけか、わめきちらしたのがウケたらしい。 結局そのままお友達宅に乗せて行ってもらって、私はぽっきり$40払った。チップ?ねーよそんなもん。 いやあ、おっさんたちムカついたけど、最後はなんか和やかで面白かったな(笑)。たまには怒鳴ってみるもんだ。 でも、悪い人にあたると、どこに連れて行かれるかわかんないから、マネはしないでくださいね。
by pechinda
| 2006-11-10 17:58
| life in NY
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